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東京都美術館
東京都美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園 8-36


The Metropolitan Museum of Art 東京都美術館
Earth, Sea, and Sky: Nature in Western Art;
Masterpieces from The Metropolitan Museum of Art
展覧会のテーマは 「自然」 です。自然は、私たちをとりまく宇宙であり、いにしえより洋の東西を問わず、人間の創造活動の根幹を担ってきた、主要なモチーフのひとつです。本展は古代メソポタミア文明の工芸品から20世紀の写真作品まで、西洋美術を中心にその表現の多様性を見ていくものですが、ある時は恵と癒しをもたらし、またある時は脅威ともなる。両義的で巨大な存在に対し、芸術家たちがいかにその時代の文化や精神性を反映させながら、造形的なアプローチを試みてきたかが鮮やかに示されることでしょう。4000年という悠久の時の流れの中に点在する、綺羅星のような作品の数々によって、あらためて 「人と自然」 との関係に思いをはせていただければ幸いです。… (東京都美術館、読売新聞社)

会期: 2012 10/6(土)〜2013 1/4(金) 展覧会は終了しました。
開室時間: 9:30〜17:30
(金曜日は20時まで、土曜日は18時まで、入室は閉室30分前まで)
休室日:
月曜日(ただし、12/24は開室)
会場:
東京都美術館 上野公園

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「メトロポリタン美術館展」開会式
「メトロポリタン美術館展」開会式
プレス内覧会 10/5 '2012


自然とは何か! ―世界最高峰の珠玉のコレクションから―
【展覧会の構成】
本展は、第1章:理想化された自然、第2章:自然のなかの人々、第3章:動物たち、第4章:草花と庭、第5章:カメラが捉えた自然、第6章:大地と空、第7章:水の世界、の7つの章で構成されています。
万物の源であり、我々にとって神秘的であり続ける 「自然」 を切り口として、絵画のみならず工芸品、彫刻、写真作品などにより、古代メソポタミア文明から現代までのエッセンスを、圧倒的なスケールとコンセプトの奥深さで紹介する。
この選り抜きの名品の数々は、歴史を通じ、また世界中で、人々が自然界の様々なかたちから霊感を得ていることを証明しているのであります。
…古代から現代までの芸術家たちによって表現された 「自然」 をテーマとするこの展覧会は、メット (メトロポリタン美術館の愛称 Met) の12もの学芸部門が4年近く費やして準備してきたものです。本展に出品される133点の作品を通して、我々の幅広く質の高いコレクションを実感していただけることを確信しています。(トマス・P・キャンベル館長)
第1章 理想化された自然
第1章 理想化された自然 Nature Idealized
明確な概念のもとに作られた芸術における自然のヴィジョン、芸術家たちがより完璧な、あるいはより抽象的な自然の表現を求めて努力してきたふたつの異なる方法についての紹介です。
第1セクションでは、アルカディアとは、平穏な田園風景の理想化された概念であり、その起源は古代まで遡る。第2のセクションでは、抽象的な自然観を表現、文化的な了解のもとに川、季節、時間の概念の化身を描く比喩表現のひとつの形式である。
1-1 | アルカディア―古典的な風景
1-2 | 擬人化された自然

第2章 自然のなかの人々
第2章 自然のなかの人々 The Human Presence in Nature
自然界は人々が生活する住処と、人間の様々な物語のための舞台を提供する。自然はあらゆる人間の食料の源であり、本章での作品の多くは、自然が提供する食物の恵みを描き出している。

アダムとエヴァや中世の野人の物語、古典古代の神話や聖書の物語、そして架空の逸話は、自然を舞台に展開し、その力を得る。狩猟は、支配者階級の特権となり、農業やその他の田園風景の描写は、労働者階級の主要な職業から、何世紀にもわたって変化を遂げた。
2-1 | 聖人、英雄、自然のなかの人々
2-2 | 狩人、農民、羊飼い

第3章 動物たち
第3章 動物たち Animals
先史時代の最初期の原始人による洞窟壁画には、動物が描かれている。それから何世紀にもわたって、動物は芸術の重要な主題であり続けた。

これらの動物描写の多くは、本来は宗教的な道具、もしくは実用的な道具として人間の特定の用途に用いられた。銀で入念に形作られた羊の頭部は、飲料用の器としても機能する。華麗な色彩による七宝で輝く鳥は、カトリックのミサに使用される聖体容器である。
3-1 | ライオン、馬、その他の動物
3-2 | 鳥

第4章 草花と庭
第4章 草花と庭 Flowers and Gardens
「楽園」 という言葉は、「囲われた庭」 を意味する。開墾されたり、栽培されたりした自然、あるいは標本のような木や切り取られた花で満たされた庭を指す。ユダヤ教とキリスト教の楽園とはエデンの庭であり、アダムとエヴァが自然と強調しながら生きていた牧歌的な風景のことである。
花は美の典型とされるようだ。古代から現代に至るまで、多くの文明において最も長く表されてきたモチーフである。たとえば金属細工品、織物、陶磁器、戸棚などに、花の装飾が施されてきた。


第5章 カメラが捉えた自然
第5章 カメラが捉えた自然 Nature in the Camera Lens
19世紀における写真の発明により、芸術家は自然界を表現する新しい手立てを得た。しばしば、写真は外的世界をありのまま映す鏡だと考えられるが、より適切に言えば、芸術家の腕前と眼差しによって形作られる。撮影者は、立ち位置、アングル、構図とトリミング、フィルムと露光に関する操作上のこと、そして、何よりも採光を選択する。

芸術の中の自然というテーマ―理想化されたもの、動物、庭と花、風景―が、写真というひとつの表現手段によって再び提示されている。

第6章 大地と空
第6章 大地と空 Earth and Sky
風景は、西洋の自然描写において、独立したジャンルを形成するのは、16世紀に入ってからのことで、それ以前に戸外の景色が単独で描かれることはなく、もっぱら物語場面の背景として描かれるにすぎなかった。

18世紀と19世紀初期のヨーロッパとアメリカにおける芸術家は、道徳的、美学的、精神的、あるいは愛国的なメッセージを伝える様々な構想の風景画を描いた。風景画に関するジャンルの発展をめぐる議論は地理的な伝統や制作年代という観点から組み立ててきた。
6-1 | 森へ
6-2 | 岩と山
6-3 | 空

第7章 水の世界
第7章 水の世界 Watery World
地上のあらゆる生命は海から生まれた。古代文明の多くは、水が豊かで肥沃な地域で発展した。かつては陸路を旅するよりも、船で旅をするほうが容易であったので、海は何世紀もの間、輸送や貿易のための主要な交通路であった。

芸術家たちは、魚やカエルといった水生動物、他の海の動物など本質を捉えた抽象的な形で表し、また具体的に描写している。光と水が織りなす相互作用、ラクーン(潟)、島と運河の都市、ヴェネツィア、水を主題とする風景画は、時代を通じて芸術家たちの挑戦を促し、インスピレーションを鼓舞してきた。
7-1 | 水の生物
7-2 | 海と水流

メトロポリタン美術館
メトロポリタン美術館 The Metropolitan Museum of Art, New York.
Image © The Metropolitan Museum of Art
ニューヨークのセントラルパークに建つメトロポリタン美術館は、1870年の創業以来、「Met メット」 の愛称で世界中の人々に親しまれてています。
メトロポリタン美術館が、少数のニューヨーク市の役人に加え、実業家、法律家、そして芸術家たちからなる一般市民により、1870年に創設された時、それはアメリカ合衆国における最初の美術館のひとつであった。創設者たちは、美、教育、道徳の改善を、新しい施設の主な目標として掲げた。美術館の施設は、すぐに西14丁目に短い期間移っていたが、その後、1880年に5番街82丁目にあるセントラルパークの現在の場所に落ち着いた。セントラルパークの最初の美術館はゴシック・リヴァイヴァル様式のデザインであったが、コレクションの発展にともない、蒸気機関車製造で財を成したジェイコブ・S.ロジャーズによる並外れた遺贈や資本家J.P.モーガン、1925年実業家で慈善活動家であったジョン・D.ロックフェラー・ジュニアやアジア美術のダグラス・ディロン、実業家で政治家のネルソン・ロックフェラーの遺贈などと、こうした数多くの新しい名品の増加と新しいジャンルにおける収集活動は、より大きな美術館の建物を必要とした。1970年、開館100年の大改修計画により美術館の変貌が、桁外れなものになるであろうことが明らかとなった。そして、約200万点の所蔵品を誇る世界最大級のミュージアムとして親しまれてきました。
本展では、文明の黎明期から現代まで、西洋美術のハイライトがテーマ別の章立てによって展示されているが、各章における時代の流れは大まかなものであり、自然の世界に対する態度、及びそれとの結びつきを、人間がいかに発展させてきたかが理解できるようになっている。

お問合せ:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
展覧会公式サイト:http://met2012.jp
美術館サイト:http://www.tobikan.jp/
主催:東京都美術館(公益財団法人 東京都歴史文化財団)、
メトロポリタン美術館、読売新聞社

助成:アメリカ合衆国大使館
後援:外務省、J-WAVE
特別協賛:Canon、清水建設
協賛:アフラック、花王、損保ジャパン、大日本印刷、東京メトロ、
トヨタ自動車、みずほ銀行、三井物産、三井不動産
特別協力:ぴあ
協力:サザビーズ ジャパン、日本航空

参考資料:Press Release、「メトロポリタン美術館展」カタログ他。
※写真撮影の掲載は、主催者の許可を得て行っております。


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